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不動明王-お不動さん
不動明王-お不動さん
不動明王の由来
インドの密教で、ヒンズー教の神が取り入れられて、明王になったとされています。
真言(陀羅尼)を明呪ともいい、明呪の王、明王と呼ばれるようになりました。
不動明王は、大日如来の化身で、3種の化身、三輪身(自性輪身・正法輪身・教令輪身)うちの教令輪身です。「衆生を教え導け」との大日如来の命、これが教令で、不動明王は、この教令を実行する化身であるとされています。
ちなみに、自性輪身は、如来の姿。正法輪身は、菩薩の姿。教令輪身が、明王の姿で、衆生の教化のために、必要な姿を選んで現れるとされています。
如来や菩薩の慈悲深い優しさ、穏やかさでは解らない煩悩の強い人間に対しては、炎に包まれた、怖い顔の姿、教令輪身の不動明王の姿となって、衆生を教え導くとされています。
不動明王真言
小咒(しょうしゅ)、一字咒(いちじしゅ)…短い不動明王の真言
ノウマク サンマンダ バザラダン カン
中咒(ちゅうしゅ)、慈救咒 (じくしゅ)…不動明王の真言
ノウマク サンマンダ バサラダン センダンマカロシャダヤ ソハタヤ ウンタラタ カンマン
大咒(たいしゅ)、火界咒(かかいしゅ)…長い不動明王の真言
ノウマク サラバタタギャテイビャク サラバボッケイビャク サラバタタラタ センダマカロシャダ ケンギャキギャキ サラバビギナン ウンタラタ カンマン